1月14日掲載、ジミニー☆クリケットさんがご案内されていた「海水館跡と植栽」の近くで見られる鳥をご紹介します。
鳥の本では、よく青い鳥として分類されるイソヒヨドリです。
イソヒヨドリの雄(右)と雌(左)
この堤防の裏に海水館跡の石碑があり植栽があります。堤防を越えると、相生橋で隅田川テラスです。
日本ではイソヒヨドリは、一年中見られる留鳥で、その名前のようにイソ=磯で海岸の崖や岩の上、コンクリートの堤防の上で見られます。
一方世界では、アフリカとユーラシア大陸に広くに分布していますが、標高2000mから4000mもの高山の岩石地帯に生息する鳥です。
雄
雄のこの青さに出会った時には、ハッとさせられます。胸は濃いレンガ色です。この色が、山や海の岩場では保護色になるのでしょう。街中では、鉄の錆びた色で何ともベストマッチです。そのせいか、近年の日本では、都市部にも生息するようになっています。
雌
明治末期、大正時代の文学者たちが逗留して名作を生んだ土地に、力強く生きているイソヒヨドリです。