日本橋三越本店の新館7階ギャラリーで、「岡田美術館蔵 ~ジャポニスム 西洋と日本~ ガラス工芸の精華 ガレとドームの世界展」が開催されています
この展示会は、『箱根の岡田美術館が秘蔵するエミール・ガレとドーム兄弟のガラス作品を初めて一般公開するにあたり、「ジャポニスム」に焦点を当て、アール・ヌーヴォーの工芸品と同館が誇る膨大なコレクションから選んだ日本美術の精華を取り合わせて展示する』ものです。
実際にガレやドーム兄弟の作品を間近に見ると、ジャポニスムの影響ってこんなにすごいものだったんだと実感します
ガレやドーム兄弟の作品の横に、鈴木其一の屏風や葛飾北斎、伊藤若冲の掛軸、光琳蒔絵、古伊万里が展示されていても、まったく違和感がありません
個人的には、ガラスの作品の表面にあしらわれた昆虫やカタツムリの細工の細かさに感動しました
また、会場の照明も、作品のすばらしさを一層際立たせてくれており、特に、ガレのランプのコーナーでは、作品から放たれる光に癒されました
じっくり、ゆっくり見たい展示会です
開催期間は、1月23日(月)までです。
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