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江戸の伝統を今に伝える  ~ 漆器 黒江屋 ~

[rosemary sea] 2017年2月12日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をブラッシュアップして取材します、 rosemary sea です。

 

DSC01902a.jpg漆器の老舗、黒江屋さんは元禄2年(1689年)の創業です。

 

日本橋のたもとにのれんを掲げて300年、日本古来からの漆工芸の精緻を現在も守り続けています。

今回は入園・入学・就職シーズンを前に、それぞれのお祝い関係の品をここ、黒江屋さんの商品でご紹介させていただきます。

株式会社 黒江屋 取締役 支配人 田中さんにお話を伺いました。

 

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うめ お子様用汁椀・はし・スプーンセット

左が男の子用・溜内朱、右が女の子用・総朱です。

入園のお祝いに最適かと。椀は漆の手塗り、箸とスプーンも漆塗りです。

とても趣きのあるお品です。どちらも4,000円+税。

 

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蒔絵の入ったボールペン。各4,000円+税。

この価格帯のものが、お祝いですと出やすいそうです。

輪島塗のものですと2~4万円だそうです。

男性用ですと右から3番目の赤富士柄、女性用ですと左から2番目の桜柄がおすすめです。

 

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越前塗、富士山の描かれた飾皿。32,000円+税。

実用というよりこのように飾っていただくことが多いとか。

 

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こちらも越前塗の飾皿、絵柄は。32,000円+税。

とても華やかな一品です。贈られたら喜ばれますね。

富士山の飾皿とともに会社関係の昇進のお祝いに用いられることが多いそうです。

 

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屏風時計 中 赤富士、4,000円+税。

置時計もお祝いとして人気だそうです。値段もお手頃です。

赤富士の柄や桜の柄、いろいろな商品にこの絵柄があります。

 

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日本はし朱・黒ペアセット、木製 漆塗 2,400円+税。

こちらは定番商品です。

日本はし=日本橋になぞられた、黒江屋さんブランドの代表格です。

 

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店舗入り口左脇には有名な擬宝珠(ぎぼし)が展示されています。

ある経緯のもと、黒江屋さん蔵となった日本橋、あの橋としての日本橋の擬宝珠、橋のたもとにあったものです。

「万治元年戊戌年(1658年)9月吉日 日本橋御大工椎名兵庫」の刻印があります。

御大工の御とは幕府用達のことだそうです。

 

江戸東京博物館に江戸時代の日本橋の一部が復元されていますが、ここの擬宝珠はこの黒江屋さんのものを復刻されたもの。黒江屋さんのものが本物です。

黒江屋さんの歴史につきましては次回に詳しくご紹介させていただきます。

 

DSC01904a.jpg日本橋1-2-6 黒江屋国分ビル2階

03-3272-0948

営業時間  9:00~18:00

定休日   土・日・祝祭日

東京メトロ 日本橋駅 B9出口より徒歩1分

      三越前駅 B5出口より徒歩3分

日本橋からみて榮太樓總本鋪さんの手前隣り、2階です。

黒江屋さんのホームページはこちら ⇒ http://www.kuroeya.com/