晴海トリトンスクエア、朝潮運河沿いの「さくらの散歩道」に植栽されている「カンヒザクラ(寒緋桜)」が咲き始めています。
別名「ヒカンザクラ(緋寒桜)」。
早速、メジロが花蜜を吸いにやってきています。
台湾、中国南部原産とされる暖地性の桜で、特徴的な花色と花姿と共に、まだ寒い早春に、一般の桜に先駆けて開花するためとても目立ちます。
花色は鮮やかな緋色。萼筒、萼片も同色で、平らに開ききらず釣鐘状で、俯き加減の花を付けます。
散り際も、ソメイヨシノのように花弁がひらひらと散らず、花ごとぼとっと落ちます。
寒空の下、凛として咲くカンヒザクラの花言葉は「艶やかな美人」。
風情の点ではソメイヨシノに一歩譲るにせよ、派手さに関しては負けていません。