銀座4丁目の、晴海通りからなら天賞堂さんの角を入り、鰻の名店「新橋 登亭」の路地を入って右折すると「宝童稲荷神社」は鎮座されています。
江戸時代、この辺りは弥左衛門町と呼ばれていました。 新しいビルが林立する銀座にあっても、地元の方々の崇拝により、また10月末の「銀座八丁神社めぐり」でも、沢山の方々が御朱印(スタンプ)を頂きに、お参りに訪れます。
歴史を伝えるご案内は、お参りして右側に掲示されています。
最近、こちらの宝童稲荷神社にお参りに来たとき、新しい発見がありました。参道が完成していたのです。通り抜けできます。お猿さんの参道の奥に宝童稲荷神社が鎮座されています。
昨年、平成28年は申年でした。 元来、「猿は神の使い」として、日枝神社などでは御本殿の前に、狛犬の様に座っていますね。 こちらでは、参道にお猿さんが座ってお迎えしてくれるのです。 正式な名称は、「宝童稲荷参道」ですが、 芸術的なこの通りの名前は、「猿結参道(えん むすび さんどう)」と言います。 通り抜けしたところで、ペアのお猿さんが出迎えてくれます。
猿(えん)から、縁につながるということです。 デザインを担当されたのは、渡辺元佳さんと言う方です。
銀座を訪れる方々がご縁で結ばれ、お幸せになって頂き、宝童が授かる様、祈念しております。 銀造
*追伸:猿結参道は通り抜け出来ます。
すぐ、近くの五十音さん、Pencil Museum とかの方々が、お稲荷様の清掃とかを一手に引き受けて頂いています。