銀座5丁目の高級靴店、"madras"
先日、店の前を通りかかったら、「madras 名前の由来」というリーフレットを入手しました。
銀座で初めて靴を買ったのは、このお店か、もしくはワシントン靴店かはっきりしませんが、
ずっとこのお店の店名が、"何故、インドの地方の名前と同じなのか"という疑問を30年以上、持ち続けていました。
頂いたリーフレットの説明によると、
「madras 名前の由来:
マドラスの名前の歴史は、イタリア人 バレンチノピコロット氏が一人で会社を設立した1946年にさかのぼります。
彼の会社は、長年の努力が報いられ、本場イタリアにおいて著名な靴会社の一つとして認知されるまでに成長しました。
初期の頃に生産していた靴は、高品質のキッドを使用した手縫いのモカシンでした。 この高級素材はイタリアで鞣す(なめす)のですが、原材料となる原皮はインドのマドラス地方で入手できるものだったのです。 この高品質の革を生産する地"マドラス"に敬意と感謝をもって社名にしたとされています。」
私の長年の疑問が解消して、すっきりしました。 madrasさんの、益々のご繁栄を祈念しています。