友人たちとの同窓会となった「春の日本橋おさんぽツアー」。
ランチを終えたらちょっとだけお散歩。
三越日本橋本店を出てすぐの「日本橋」に行ってみましょう。
小学生ちゃんたちの反応は「橋?」「どこに?」「川は??」
高速道路の下には川が流れてるんだよ、というと「えっ!そうだったの!?」って。
近くまで行かないと水が見えないから
ちょっとわかりにくかったかな?
三越の目の前に整備されたのが「元標の広場」
そこにあるのはこちら。
「日本国道路元標」のレプリカです。
ここが日本の道の基準点なんだよ~。
だからね、こんな風に
ここから何キロ、って日本の街の名前が書いてあるよね~。
そんなお話をしてみたら、
「札幌までこんなにあるんだ!」
なんて、小学生ちゃんたちもちょっと興奮気味。
そして。「粁」という漢字に大人もびっくり。
「これでキロメートルって読むんだ・・・!」と。
メートルを表す「米」にキロ(=1000倍)を表す「千」を合わせた字。
現在ではほとんど使われることはなくなってしまったものですが、
今まで日本になかった概念を表現しようとした
明治時代の先人の苦労がうかがわれる文字だなぁ、と
改めて思ったのでした。
そして、橋の真ん中へ。
遠目から、道路の真ん中に金属の何かが埋まっているのがわかります。
「あれだ~!」「あそこだ!!」
道路元標の「ホンモノ」の方ですね。
上を見上げてみると、
高速道路にくっつけるような形で
道路元標の位置を知らせる柱が。
こんなお知らせの仕方もあるんだな~って。
ちょっと面白いですよね。
上に高速道路があるからこそ、の表示の仕方なんだなって
ちょっと感心したりもしたのでした。
~つづく~