勝 鬨 橋 築地と月島を結ぶ架橋計画は当初より開橋する橋を造ることで、シカゴの双葉跳開橋をモデルにしました。日本では初めての形式で、東洋一の規模でした。完成は昭和15年、東京オリンピックや万国博覧会に向けて国の威信をかけた一大イベントの一環として取り組まれました。しかし、日中戦争がはげしくなったため橋のみが完成しました。
中央径間の跳開橋は最大70度まで開き、3000トン級の船舶も航行可能でした。
竣工当時は、一日5回20分ずつ開いていましたが、交通量の増大・橋下を大型船の通行する必要が無くなり、昭和45年に、開かずの橋になりました。開橋したらさぞ迫力満点でしょうねー
築地市場のすぐそばです、買い物ついでに隅田川や勝鬨橋をぜひご覧になってください。素敵な景色ですよ。
橋の中央が開いています(中央区立京橋図書館所蔵資料)