永代橋は江戸時代現在の場所から150メートル程、上流にかけられていました。創架は1698年ごろとされています。当時は大規模な木造橋で見晴らしの良い名所として浮世絵に描かれています。
道路橋としては日本初の鋼鉄製です。明治37年には路面電車が敷設されました。
5代将軍綱吉の50歳の祝賀を込めて架橋されました。文化4(1807)年8月19日には深川八幡の祭礼に向かう混雑で橋が崩落し1000人以上が溺死しました。この事故は落語になるほど様々な物語があります。また赤穂義士が吉良邸から泉岳寺に引き上げるときに渡った橋として知られています。
上部写真、下部の絵共に佃島方向を望んでいます。
上部写真は永代橋から撮影しました。