落花とともに春もどこかへ行ってしまったようです。今26度,半袖姿の方もちらほら、銀座はもう初夏です。明日20日のGINZA 6のグランドオープンを前に4丁目にも意識した看板が見られます。
今日から松屋銀座でディック・ブルーナのデザイン展が始まりました。ブルーナさんといえば何といってもミッフィで知られている絵本作家の印象が強いのですが、ブルーナ社の専属グラッフィックデザイナーとして2000冊以上のブックデザインやポスター制作も手掛けていたのは今回初めて知りました。展示されている200冊のペーパーバックのデザインの中にはG・シムノンのメグレ警部シリーズ、I・フレミング、L・ブロックなどのお馴染のミステリー作家やA・モラビアまで入っています。並べて展示されているのを見ると色彩とデザインのすっきり感が何とも素敵。
思わず手に取りたくなるとてもシンプルな洒落たカバーデザインです。また「シンプルの明日」というテーマで日本のデザイン界で活躍する作家の方たちの新作も展示されています。
隣のイベントスペースでは15周年を迎える「くまの学校」シリーズの展覧会も同時開催中です。今日は初日のイベントで作家と画家の方お二人のサイン会が開かれていて凄い列でした。
「シンプルの正体」展「くまのがっこう」展 ともに5月8日まで
松屋銀座 8階イベントスクエア 10時から20時まで 最終日は17時閉場
入場料 「シンプルの正体」展 一般 900円「くまのがっこう」展 一般1000円