今週から「茂ち月」で待ちに待ったかしわ餅の販売が始まりました。
このお店のかしわ餅は甘みほど良いこしあん。柔らかすぎないお餅が美味しいと評判です。包み方は葉の表面で餅を包むタイプ(裏面で包むお店もあります)で、一つ150円です。
浜町公園の脇にある「茂ち月」は知る人ぞ知る小さな和菓子屋さんです。外観はちょっとお店には見えません。
玄関に手書きの「どら焼き」「かしわ餅」の紙が貼ってあります。初めての人はちょっと入りにくいかもしれません。
定番の和菓子はどら焼き、最中、栗饅頭。季節もので、さくら餅やかしわ餅が加わります。
特にどら焼き(160円)はどうやって袋に入れたのかと思うほど大きく(計ったら135g!)、食べごたえがあります。
いかにも職人気質という風貌のご主人、望月さんに伺ってみました。
「このどら焼き、どうやって袋に入れてるんですか?」
するとご主人、にやりと表情を崩し、「一度袋から出したらもう入りません」
と、こちらの質問ははぐらかされてしまいました。
茂ち月 (営業時間)9:30~18:00 (定休日)土日・祝日
中央区は和菓子屋さんが多い街です。
どら焼きは茂ち月の他、有名な「清寿軒」(堀留町)や「うさぎ屋」(日本橋)などが名を連ねます。その他、焼きもちの「彦九郎」(甘酒横丁)、きんつばの「梅花亭」(小伝馬町店)と「榮太樓總本鋪」(日本橋)、たい焼きの「柳屋」(甘酒横丁)、黄金芋の「壽堂」(人形町)、かりんとうの「たちばな」(銀座)、最中の「空也」(銀座)、白玉大福の「あけぼの」(銀座)、塩せんべいの「三原堂」‥‥紹介しきれません。
みなさんもぜひ中央区で、あなただけのおいしい和菓子屋さんを見つけてください。