桜も過ぎ、ついに寒い季節が終わりました。
と、いうことは...「水都・東京を船で巡る」江戸舟運ツアー・シーズンの開幕です!
江戸は水都であり、水路による物流を基盤に栄えた町です。現在の都内主要道路も、元々は水路であった道が数多くあります。そして中央区内には、隅田川や日本橋川を筆頭に現役の水路がいくつも残っています。そこを船で回ってみよう!というのが、舟運ツアーです。単なる船遊びではなく、100年ちょっと前までは貿易船が行き交うバリバリの幹線道路、玄関口だった水路をゆく旅です。江戸の面影はもちろん、華やかな明治大正の面影が残る遺構もたくさん。地上からは見えないアレやコレも、ガイドさんの説明と共に見れちゃいます。
ここ、どこだかわかる人はいますか...!?(ヒントは、某地下鉄の跡地です。)
もちろん、現在のホットな場所も巡ります。
築地市場に...
豊洲予定地!
ツアーには様々な種類がありますので、どんな場所をどのくらいの時間で、どれほどディープに見たいのかお好みに合わせてチョイスできます。各ツアーには専門のガイドさんが付くので、とっても面白いですよ。
東京湾に造成中の埋立地を見ることもできます。
舟運ツアーは冬季は開催されないので、これから数ヶ月がオンシーズンです。その時々によって、多種多様なツアーが開催されています。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
ゆったりした水路から平成の東京を眺めると、全く違った姿が見えてきます。江戸から戦前にかけての人やもの、文化の流れ、浅草など隣接地域との繋がり方も体感できるかと思います。
とっても充実なイベントなので、これからの暖かい季節にぜひ、水路から中央区に遊びに来てください。
ちなみに...
「川というより橋が好き!!」という方にはこちら。
東京都建設局が編集した、「橋のポケットマップ」。都内の主要な河川と橋を網羅した素晴らしい一冊です。
中を開くとこんな感じ。
一つ一つはポケットサイズで、全5冊。全て入ったボックスセットが800円というバリュー価格です。勝鬨橋のたもとにある「かちどき 橋の資料館」などでも販売しています。こういった地図は実はあまりないのでおすすめです。