『ギフト、そして自分も楽しむ』をデザインして取材します、 rosemary sea です。
京橋にありますパティスリー、HIDEMI SUGINO(イデミ スギノ)さんに本日はお伺いしました。
お店は京橋のみです。他には出店されていません。「目の届く範囲で、シェフ自ら仕込んで」と、いうことのようです。
お伺いしたのは中央FMパーソナリティーのJUMIさんからのオファー(こちらのお店の取材要請)をいただいたことがきっかけです。
JUMIさん、ご賞味いただいたようです。
オーナー・シェフのパティシエ、杉野 英実(すぎの ひでみ)さん、パティシエの世界大会であるクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー(La Coupe du Monde de la Pātisserie)1991年の第2回大会で、日本チームのリーダーとして見事、日本チームを初優勝に導きました。
それも大本命フランスを破っての堂々の栄冠です。
2年後の第3回大会で審査委員長を務められています。
2000年には世界の一流パティシエ・ショコラティエの協会、「ルレ・デセール・インターナショナル」に、東洋人として初めて入会を許されました。
神戸でのお店を経て2002年にここ、京橋にHIDEMI SUGINOをオープン、世界的に有名な日本を代表するパティシエのお一人です。
読み方が「イデミ スギノ」となりますのは、フランス語では最初の「H」は発音しませんので「イデミ・・・」となります。
ここで提供されるのはほとんど全て杉野シェフのオリジナルのお菓子。
得意とされるのはチョコレートの生菓子。世界大会で優勝されたときのケーキも「アンプロワジー(神々が食するもの)」という名のチョコレートのお菓子。
こちらがアンプロワジーです。
イートインで供される生菓子のショーケースです。
味はもちろんですが、眺めていても、色もかたちもすばらしい逸品揃いです。
この世のものとは思えないほど美しいお菓子ですね。
これを全部いただいてみたいと思うロズマリに、皆さん共感いただけますでしょうか?
本日は左から7番目にアンプロワジーが置かれています。
※ 店内は、お菓子等も含めオール撮影禁止となっております。
開店前にお伺いして特別に撮影のお許しをいただきました。
本日はロズマリの代名詞「ギフト」に沿いまして、お持ち帰り可能な焼菓子メインでご紹介します。スイーツに目のない方、ぜひご来店いただき、生菓子はイートインでご賞味ください。
土曜日・祭日は終日込み合っていることが予想されます。
列にお並びいただくこと、あるかも知れません。
それでは・・・
焼菓子の詰め合わせ
シーズンを感じるものをお入れされています。
8点でだいたい2,900円からです。
ギフトで、10点3,500円くらいのものが多くお買い求めとなるとのこと。
会社関係でのギフトのご利用が多いようです。
ご希望により焼菓子の種類を組み合わせて詰めることができます。
シーズンでおつくりが変わってきます。
今は柑橘(かんきつ)を使ってのパウンドケーキとか、夏はココナッツやパイナップルを使ったお菓子とか。
ほとんど素材によってお菓子も変わってきます。
店内奥に飾られているトロフィーと写真。
これは「アジアのベストレストラン50(Asia's best restaurants 50)2015」にてアジアの最も優れたペストリーシェフに贈られる「アジアのベストペストリーシェフ(Asia's best pastry chef)」のトロフィーと、その受賞シーンです。杉野シェフは左側の人物。2年前の3月のことです。
超人気店ですが、日本での認知度より海外の認知度の方が高いようです。
本日も開店前にお並びいただいた方、全て外国の方とのこと。
ただ、以前からこちらのケーキを激賞されている料理研究家の方もいらっしゃいます。
先日もロズマリ、この方をお店でお見かけしました。
更に、地方での認知度も高いかと。神戸時代からのお客様も。
また、小学校6年生の国語の教科書に、シェフのお話が載っています。
基本を大切にしながらも、時代時代に合わせてモデルチェンジ・マイナーチェンジをされているから、現在も受け入れられているのですね。
生菓子も焼菓子も、どのお菓子・ジャムに至るまで、常に進化を続けていらっしゃるとのこと。
・・・極意をお教えいただき、ありがとうございました。
HIDEMI SUGINO
京橋3-6-17 京橋大栄ビル1階
東京メトロ銀座線京橋駅、都営浅草線宝町駅が至近です。
京橋駅からですと、駅前の中央通りを銀座1丁目駅・新橋方面へ、左側歩行。
LIXILと警察博物館の間の道へ左折、中ごろ左側にございます。
03-3538-6780
営業時間 11:00~19:00
日曜日・月曜日はお休みです。