中央区では、平成29年4月1日より中央区地盤情報システムを公開しています。
http://jiban.city.chuo.lg.jp/chuojiban/useful.html
中央区地盤情報システムは中央区の地盤(ボーリング調査)に関する情報を地図上にまとめたもので、自宅や会社等の地盤状況を把握するための参考資料として利用でき、土木・建築・開発好きな東京ダンボとしてはとても楽しみなシステムとなっています。
地図上で調べたい個所を選定できます。
地図ページでは、ボーリングデータのある箇所が青丸で示され、選択すると赤丸に変わり、その個所にある複数のデータが示されます。
そのうちの一つを選択するとボーリングの柱状図データが表示されます。
ここで示したのは建て替え計画がある中央区役所のデータです。支持層に適したN値50以上は17m以深になっているようで、杭を杭径以上支持層に打ち込む必要があるので、20m近い杭長が必要になるのでしょうね。
地図のページでは、距離や面積の計算や住所検索に加え、土地条件図や色別標高図を重ねたり、航空写真に変えることができます。
これは土地条件図になり、黄色で表示されている部分は自然堤防で、ピンク色が埋立地となり、中央区は江戸時代以前に江戸前島と呼ばれていた地域と埋立地に該当しています。
自分に関係のある箇所の地盤情報を調べてみてはいかがですか?