その昔、きのこなのか、タケノコなのかで天下を二分する争いが行われ・・・たことは ありませんが、それに勝るとも劣らないのが、「犬派」か「猫派」かではないでしょうか。
犬派の私としてはどうにも最近は猫に対して分が悪いと感じているわけですが、先日は 「日本橋の猫大集合」のイベントがあると聞いて、敵情視察(?)に行ってまいりました。
ところは、日本橋三越本店。全館ねこづくし、で各地域の猫グッズを揃えた強力なラインナップ!
ぐ、ぐむぅ・・恐るべし。だいたい、三越さんのライオン像はネコ科じゃないか。
天女(まごころ)像のそびえ立つ本館1Fの中央ホールには、招き猫のおばけが・・! ではなく、これは猫の「壁ドン」だそうです。西郷どんもびっくりの破壊力。
笑顔に騙されてはいけませんっ!左耳だけねじり鉢巻きという時点でタダ者ではない。
さて、この「猫づくし」に花を添えたのが、中央区の荒汐部屋の力士たち。何やら 荒汐部屋に住む「モルとムギ」なる猫ちゃんつながりだとか・・・。 こじつけか、こじつけじゃないのかっ!?
その荒汐部屋のエースは、蒼国来(そうこくらい)関。貫禄があります。 オーラがあります。座っていると大きくないのに立つと背が高いのは足が長い証拠。 『遠くの親戚より近くの他人』ならぬ、 「遠くの稀勢の里より近くの蒼国来」です。もうこれは応援するしかありません。
どうぞ、どうぞ、どうぞ!(私も写真撮ってもらいたかったなぁ)
荒汐部屋といえば、外国の方が「morning practice」なる朝げいこを見学に来ること も有名です。でも、外国の方がどうして「いつ練習をしているか」知るのだろうと 前から疑問だったのですが、ある日、ドイツの方が見学に向かう道案内をした 際に、あるTV番組を真似て聞いてみたのです。「you はどうして荒汐部屋へ?」 (How did you get to know morning practice?」 その方は、「ホテルのフロントで教えてくれたのよ」とのことでした。あ、 そういうことだったのね。多くの相撲部屋がありますが、窓枠が大きく見学自由の 部屋は少ないそうですぜ。これも一種のhospitality。中央区の荒汐部屋をお薦めします。
さて、中央区に数多あるアンテナショップ等でも販売される各地域のご当地猫グッズには、猫型の大人気食材(神奈川の大人気猫型ドーナツ、 福島の焼き菓子、島根のしまねっこ、長崎のにゃがさき猫等)もあるようです。 かわいい猫が知らぬ間に?無くなってしまったときは(この場合は美味しくて 食べただけですがね)三光稲荷神社へのご参拝をお薦めします。 猫を見失ったとき立願すれば霊験ありと言います。(人形町の三光稲荷)
今回は猫のパワーに押されっぱなしでしたが、次は負けませんよ~。