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ピカピカの白バイ隊員に変身!!

[小江戸板橋] 2017年5月23日 09:00

交通機動隊のヘルメット、制服、ライダーブーツ。

どれもピカピカに輝いています。

びしっと着替えて白バイに跨れば、気分はもう立派な子供隊員です。

ハンドルにほぼぶら下がっているような態勢なのですが、

口でブルブル、ブルルンとエンジン音を響かせて、

緊急出動していきます。

 

パパもママも「うちの子最高」と、スマホで連写を繰り返します。

制服は、ほかに女性隊員や警察官のものがあります。

着替えスペースが完備しているので、快適に変身できます。

 

 

今年4月29日に、ポリスミュージアム(警察博物館)がリニューアル・オープンしました。

場所は、京橋3丁目5番1号。

中央通りに面して、東京スクエアガーデンの向かい側。高速道路の手前。

 

建物の外観に、POLICE MUSEUMという文字と、警察のシンボルマールである旭日章が浮かび上がっています。

展示内容がどのように変わったのか興味がありました。

1階から5階までの展示フロアーは、とても明るくなりました。

 

1階には実際に使われていた警察車両が展示されています。

子供の制服試着コーナーもこの階にあり、「ピーポくんホール」と名付けられていました。

 

2階には街のジオラマが設けてあり、防犯に関する体験ができます。

ゲーム感覚で参加でき、夢中になってしまいます。

 

3階、4階、5階と回ると、警察の歴史から、未来を見据えた活動に至るまで知ることができます。

指紋採取のコーナーでは、刑事ドラマの鑑識官の仕事が体験できます。

器具を使って丁寧に作業をする姿は、まるで化学実験のようです。

 

5階の警察の歩みコーナーには、近代警察制度を構築し「日本警察の父」と呼ばれる、川路利良(かわじとしよし)大警視に関する資料が展示されていました。

司馬遼太郎や山田風太郎の小説を通して知る程度なのですが、各種の資料から明治初期の息吹が伝わってきます。

 

 

ところで、ピーポくんって単なるゆるキャラと思っていましたが、ちゃんと職業に就いているんです。

5階に警視庁に関連する歌を集めた「ミュージックBOX」があるのですが、その中の「ピーポくんの歌」をヘッドホンで聞きました。

「ピーポ、ピーポ、ピーポくん、警察官だよ。」

??! ちょっと、こわいな。