八重洲地下街中1号にある画廊、ギャラリー八重洲・東京で、能面の展覧会が開催されています(下の地図、赤口)。
「鈴木芳正 能面展」です
小面(こおもて)
鈴木氏は、定年間近の58歳()の時に能面教室へ入会()され、念願だった面打ちに精進されてきたそうです
大飛出(おおとびで)
20数年間の間に、面の数も増えて、今回そのすべてを展示されるということで、中央区で個展を開催されたそうです
大べしみ
驚くべきバイタリティー60歳近くから始められても、これほどのものが作れるようになるのかと感動しました
ご本人にお聞きすると、もともと絵や彫刻がお好きだったとのことですが、始められてからのご自身の研鑽や真摯さ、面打ちにかける情熱が、展示されている面からあふれ出ているようでした
現在、鈴木氏は、北区で能面彫刻の指導にもあたられているそうです
三光尉(さんこうじょう)
白いひげは、馬の鬣(たてがみ)だそうです
展示されている面は、極めてリアル
この世のモノではないものも、本当にいそうな面構えです
泥蛇(でいじゃ)
面の横には、それぞれ詳しい説明がついていて、初心者の私にもとてもわかりやすかったです
生成(なまなり)
開催期間は、5月22日(月)から28日(日)までです。
開廊時間は、10時から19時までで、最終日は16時までとなります。
童子(どうじ)
なお、ギャラリー内での写真撮影、取材については、ギャラリーとご本人にご了解をいただきました。
ありがとうございます
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