明石町にある築地川公園は、もと築地川だったところを埋め立ててできた公園ですが、その中の暁橋の橋の跡が残されているあたりの二つの花壇に、バラが咲いています(下の地図、赤〇のところ)
残念ながら、バラの名前はわからないのですが、きれいな一重咲きの赤いバラです
房咲き(スプレー咲き)で、花の数も多いです
株元のシロタエギクのシルバーリーフと黄色い花のコントラストで、花の色が一層引き立っています。バラのコンパニオンプランツとして、シロタエギクがこんなに合うんだというのは、新たな発見でした
このバラが咲いている築地川公園と道路を隔てた聖路加国際病院の歩道のところには、「浅野内匠頭邸跡」と「芥川龍之介生誕の地」碑が建っています(上の地図、紫☆のところ)
内匠頭邸は、当時9千坪あったそうですが、忠臣蔵で有名な刃傷事件の後、幕府に召し上げられてしまいました
また、芥川龍之介は、この付近で生まれたそうで、父である新原敏三は「耕牧舎」という牧場を経営し、外国人相手に牛乳やバターを製造・販売していたそうです。この界隈は外国人居留地で、日本人は居住を認められていませんでしたが、外国人相手の商売を営んでいたので例外的に許されていたとか