銀座を歩いていて、能楽金春祭りのご案内のポスターを拝見しました。
8月7日(月)、夜6時より、能のパレードがあるとのことです。場所は、銀座金春通りです。
銀座8-7-11の通りに「金春屋敷跡」の説明のパネルがあります。 手元の書籍によれば、
江戸時代、金春、観世、宝生、金剛の四家は幕府直属の能役者として現在の中央区域内に屋敷を拝領していた。このうち金春家は室町時代から栄えた伝統ある家柄で、その屋敷は現在の銀座八丁目の6~8番に相当する規模だった。 跡地には、金春芸者と言われる芸者が集まった。金春屋敷で下働きをしていた女性が金春芸者のルーツといわれ、長唄・常磐津・小唄・端唄・舞などの芸に通じ、人をもてなす才にも長けていたため人気を博し、周辺は花街として発展した。 毎年8月7日に金春通りの路上で能が演じられる。(歩いてわかる中央区物知り百科より)