中央大橋を歩いていると、橋の上流側の袂で橋名を記した上に、東京都の銀杏と、何か見たことの無いシンボルマークを見つけました。
早速帰宅して調べると、このデザインは、パリ市の紋章の一部を模した「帆船」 であることが確認できました。
帆船が市章になっているのは船頭の組合長が代々シテ島を支配してきたことに由来するとのことです。
橋の中央部の上流側に設置された「メッセンジャー」の銅像(彫刻家オシップ・ザッキン作)が、行き交う船舶を見守っているかの様です。
この銅像は、当時パリ市の市長だったジャック・シラク氏が、パリのセーヌ川と東京の隅田川の友好を記念して贈ってくれたとのことです。
なお、この向こう岸には「パリ広場」が見え、皆さんの憩いの場となっています。
7月14日は、「パリ祭」。フランス共和国の成立を祝う日 (Fête nationale)です。
世界の人々が手をつなぎ、友好が末永く続くことを祈念しました。