「季節限定」に弱い私がやってきたのは銀座千疋屋さんの地下、2階のフルーツパーラーには時々寄りますが、地下は初めてです。入口近くに個室がありテーブル席が7-8席。迷わず「桃と生ハムの冷製カッペリ-ニ」に、友人は「エビとアボカドのジェノベーゼ」を。サラダ、ヴィッシソワ-ズ、飲み物付きで1620円、ジェノベーゼは1296円です。冷製カッペリーニには桃のコンポート、土佐小夏のジュレ、トマトが入って見た目も涼しそうなメニューです。
「フルーツポンチ」のちょっとレトロなポスターを見つけて伺うと「開店したころのフルーツポンチ」を描いたものとのこと、そういえば銀座千疋屋さんは明治23年(1890)創業の「日本初のフルーツパーラー」そして「日本初のフルーツポンチ誕生」(大正12年1923)のお店でした。デザートにこのフルーツポンチをお願いしました。ステムの長いグラスもその頃使っていたものに似せたデザインだそうです。使っている果物も当時とあまり変わっていないとのこと。ほぼ100年近く前の人たちには随分と「ハイカラ」な食べ物だったのだろうなと思いをはせながらいただきました。
銀座千疋屋フルーツパーラー 電話3571-4388
11時―20時 日祝は19時 ランチは11時から14時