大相撲秋場所の季節。初日を翌日に控えた9日、会場となる両国国技館で場所中の安全と興行の成功を祈願する「土俵祭り」を終えた後に、法被を着た呼び出し衆が相撲部屋、街中(なか)を練り歩き、客寄せの口上を述べる「触れ太鼓」の音色を響かせました。
大相撲が東京で開催される1月、5月、9月、年に3回、初日前日に行なわれる恒例行事。
贔屓筋の店の前では、秋場所の開催を告げ、初日の取り組みを独特の節回しで声高らかに読み上げ、祝儀を頂いて、また次の店へと向かいます。
日本橋界隈でも、14:00千疋屋総本店を皮切りに巡回。
江戸情緒、伝統再発見の光景です。