9月13日付の日本経済新聞が「安田不動産、日本橋浜町を再開発」を報じています。
この記事によると、日本橋浜町に新たなホテルやマンションを整備する計画で、近隣オフィスのテナント企業や地域住民が利用できる交流拠点を既に開設した、ということです。
ホテルは安田不動産が建設し、19年2月に開業する予定。地上15階建てで、客室数は約170室。主に観光客の利用を見込む。建物の一部は賃貸マンション(108戸)にする計画ということです。
交流拠点としては、「ハマハウス」を9日に開業。これは、1階は書店兼カフェ、2階は近隣のオフィスビルのテナント企業や地域住民が使える会議室、3階はクリエーターが集まる小規模オフィス、ということです。ハマハウスの隣にも既存建物を改修した交流拠点「ハマ1961」を設け、同日オープン。これは、1階にはフランスの文具店「パピエ ティグル」を誘致し、日本茶を出す飲食スペースを設置。2階はデザイナーらのオフィスにした、ということです。
さっそく、見学に行ってきました。印象としては、既にオープンしている「ハマハウス」も、新聞報道で予想していた割にはやや小規模なものという印象でした。
9日に開業した「ハマハウス」
日本橋浜町には、安田不動産が開発したオフィスビルのトルナーレ日本橋浜町や日本橋浜町Fタワー、日本橋安田スカイゲートが既に集積、若い世代を中心に人口増が続いており、明治座や相撲部屋(荒汐部屋)が外国人観光客の人気スポットになっている、ということです。
トルナーレ日本橋浜町
安田不動産はオフィスや商業施設のほか、宿泊や居住、交流などの機能を拡充し、住民や観光客をさらに呼び込むという構想を立てているようで、今後の発展に期待したいですね。