「北欧を愛するすべての人へ」と題した「リサ・ラーソン展が13日から始まっています。
リサ・ラーソンは入場者入り口のパネルにある「ネコのミア」を始めとする犬などの動物シリーズ、ABCドーラなどの少女シリーズなどで知られるスウェーデンを代表する陶芸デザイナーです。「生まれ変わったら日本人になって日本で陶芸家になりたい」というほどの日本びいきだからでしょうか、どの作品も日本人好み。素朴で温かく、どこかトボケた、ちょっと情けない表情の動物たち、MEN、STRONG WOMENと題された人のシリーズも、何と当時のスウェーデンの財務大臣が現金出納帳を持って「貯金箱」になって登場したりします。顔の表情や身体とのバランス表現はどこかで見た、そう舟越桂や有元利夫の作品にも似ています。190点の作品が会場に一杯で見ている方たちの表情も楽しそうです。グッズコーナーもとても充実していて私は2日目に行ったのですが、グッズだけ日をあらためようと思うほどの人気です。可愛らしくてほのぼのした作品に会いにお出かけください。
「リサ・ラーソン展」25日まで 松屋銀座8階イベントスクエア 10時―20時
入場料一般1000円