宝田恵比寿神社の「べったら市」に行ってきました。小津和紙さんから於竹大日如来井戸跡の前には、沢山の出店があり、自慢の商品を格安の値段、奉仕値で販売されていました。
さて、宝田恵比寿神社の社殿前です。提灯には、歌舞伎役者の名前から、地元の名店の名前が見えます。
頂いた黄色い紙に書かれたお知らせ「べったら市と恵比寿講」には、宝田神社恵比寿神のご縁起と大伝馬町の由来」が書かれてあり、「この「べったら市」は、「年また新たまる」、今年も年末が近づきお正月を迎える心構えをする承認にとって大切な年中行事として老舗は現在でも恵比寿講をお祝いしているのであります。」との事です。
決して、若者が両家の子女を浅漬け大根(べったら)で、からかいながら着物の袖に、なすりつけようとする悪ふざけ(惚れたら、いたずらをして関心を引こうとする)だけでは無いのです。
大好きな、べったら漬けの名店が沢山出店されていました。
恵比寿神に参拝して、沢山の出店の品定めをして歩きました。
刷毛の専門店「江戸屋」さんの店先に辿り着きました。創業享保三年の老舗です。
実用的な刷毛だけでなく、女性用のお肌、眉のお手入れなどのブラシが特別価格で提供されていました。
出店は、椙森神社まで続き、テントが張りだされた中で、沢山のお客様はおしゃべりをしたり、お祭りのご馳走を頬張って楽しそうでした。
この伝統的なお祭り、催事は、町と住民が一体となった楽しいお祭りだな、と実感しました。