京橋3丁目にある東京国立近代美術館フィルムセンターの7階展示室で、フランス映画に一時代を築いたジャン=ピエール・メルヴィル監督の企画展が開催されています
企画展名は、「生誕100年 ジャン=ピエール・メルヴィル、暗黒映画の美」です
開催期間は、9月26日(火)から12月10日(日)までで、 開館時間は、11時から18時30分まで(入室は18時まで)です。月曜日はお休みです。
(「恐るべき子供たち」オリジナル・ポスター(1950年))
ジャン=ピエール・メルヴィル監督は、フランス映画の歴史の中でも確固たる地位を占める監督で、特に暗黒映画(フィルム・ノワール)の作り手として知られ、日本を含む現代のアジア映画にも強い影響を与えたと言われています
(「賭博師ボブ」オリジナル・ポスター(1955年))
同展では、世界各国版のポスターやプレス資料、撮影現場のスナップ写真、美術セットのデザイン画など200点以上が展示されています
半世紀も前のポスターの保存状態がすばらしく、当時の雰囲気がよく伝わってきます
また、会場では、数か所で映像も流されており、当時のフレンチ・フィルム・ノワールを味わうことができます
(「サムライ」日本版ポスター(1968年))
「サムライ」や「仁義」のアラン・ドロンやイヴ・モンタン、かっこよかったですよね
(「仁義」日本版ポスター(1970年))
「リスボン特急」もメルヴィル監督だったんですね
カトリーヌ・ドヌーヴ、美しかったです
リノ・バンチュラ、シモーヌ・シニョレ、存在感がありましたよねぇ~
当時のポスターを見るだけで、あまりのなつかしさに感動し、映画の名場面の記憶がよみがえってきます
(「影の軍隊」日本版ポスター(1970年))
なお、このブログで使用した画像は、同センターからご提供をいただきました
ありがとうございます
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