京橋3丁目、鍛冶橋通りに面して建つ、東京国立近代美術館フィルムセンターで、「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」6部作が上映されます
6部作の上映日は、11月11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)です。
これは、ドキュメンタリー作家である羽田澄子監督特集の第2弾として開催されるものです
十三世片岡仁左衛門(1904-1994)は、戦前から晩年に至るまで上方歌舞伎を支え続けた名優で、その人柄や芸の魅力に惹かれた羽田監督が、仁左衛門丈の84歳から亡くなる直前の90歳までをドキュメンタリーとしてとらえたのが、この6部作だそうです
仁左衛門丈が演じる「菅原伝授手習鑑」の菅丞相(菅原道真)は、「神品」とまで絶賛され、「松嶋屋天神」の声がかかるほどだったとか
私は、仁左衛門丈の最晩年の舞台を数えるほどしか見ていませんので、この機会に、映像に残されたお姿を拝見して、その人となりの一端でもうかがい知りたいと思い、期待しています
なお、このブログ記事の執筆に関して、東京国立近代美術館フィルムセンターのご協力をいただきました
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