銀座6丁目にあるギャラリー、REIJINSHA GALLERYで、山本大也氏の作品展「空間侵蝕」が開催されています
ギャラリーはみつわビルの地下1階にあり、1階は「宝石のミワ」さんです(下の地図、ご参照)
みゆき通りと西五番街通りの交差点にあり、ギャラリーの入り口は西五番街通りに面しています
期間は、11月10日(金)から12月1日(金)までです。
時間は、12時から19時までです。最終日は17時までとなりますのでご注意を
日曜日・月曜日・祝日はお休みです。
作品を拝見して、山本さんの技量に圧倒されました
圧倒されたというか、これが本当に描かれたものなのかどうかの判断が、作品に顔をくっつけるようにして至近距離で見てもわからず、とても困惑させられてしまったという表現が正確かもしれません
下の作品、縦が人の身長ほどもある大作なのですが、この中に本物の「取っ手」が一つだけ付けられているのですが、わかりますか
一つ以外はすべて描かれた「取っ手」です
作品に描かれたホチキスの針、張られた細い糸、それらとその影がキャンバス上におそろしく細密に描き込まれているために、絵から浮かび上がって見えてしまうのです
上の作品の青ロ部分のホチキスの針、描かれたものです
作品自体が、ギャラリーの壁にめり込んでいるように見えてしまう、ものすごさまさに、「空間侵蝕」
ヨーロッパなどでは、教会や宮殿の壁面装飾に、トロンプ・ルイユ(騙し絵)をよく見ますが、山本さんの作品は、描かれた題材が私たちの普段目にしているようなものだけに、余計リアルです
くどいようですが、下の作品もすべて描かれたものです
「百聞は一見に如かず」
REIJINSHAさんのHPで、「『心地よく騙される自分』を体感してください」というコメントがありましたが、まさにその通り
ギャラリーにお越しいただき、ご自身の目で見て、騙されてください
なお、ギャラリーでの写真撮影および取材につきましては、ギャラリーと山本さんにご了解とご協力をいただきました
ありがとうございます
こちらは絵ではありません
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