『ギフト、そして自分も楽しむ』をフォーカスして取材します、 rosemary sea です。
人形町甘酒横丁のお煎餅屋さん、にんぎょう町草加屋(そうかや)さん には1年半ぶりのお伺いです。
昔ながらの製法と味を守り続けています。
前回のご紹介記事はこちら
⇒ /archive/2016/07/post-3477.html
今回もお店のご主人 石川順道(いしかわよしみち)さんとその娘さんにお世話になりました。
ご主人、今日も心を込めて1枚1枚丁寧にお煎餅を焼いておられます。
前回はお店の沿革をご紹介していませんでした。・・・
埼玉県の草加と言えば「お煎餅」と、皆さん名産品として挙げられますね。
その草加から昭和3年(1928年)、先代の石川とくさんがここ人形町にお店を開きました。
手焼きにこだわり続けて90年近く、この人形町で今も1枚1枚手焼きでお煎餅を焼いておられます。
お煎餅の生地は草加のご親戚の工場から届くそうです。
それを1日200~500枚、備長炭の炭火で焼いておられます。
表を通られる方も、お煎餅を焼く作業をご覧いただけます。
こちらのメインのお品『手焼きせんべい』 、前回同様ロズマリ食リポ隊の試食です。
前回の3名より増やして、今回は8名です。
「醤油の味が煎餅とマッチしていて美味。」F雄さん。
「何枚も食べられる、後を引く美味しさ。」K子さん。
「香ばしく、おいしいです。」F川さん。
「堅過ぎず、味が染みていて美味しかったです。」I倉さん。
「子供の頃食べていたおせんべいの味がしていてなつかしかった。」S枝さん。
「煎餅の味しょうゆで決まりです。このしょうゆの味は絶品!」Oさん。
「見た目、かた焼きかと思ったが、丁度良い歯ごたえと、おしょう油味がおいしい。」S井さん。
「醤油の香ばしさがらまらない!後を引く美味しさ。」S山さん。
また、前回もご説明させていただきましたとおり、にんぎょう町草加屋さんは東野圭吾さんの小説・テレビドラマ「新参者」のお煎餅屋さん『あまから』としてのモデル、そしてロケ地となっております。
残念ながら映画「麒麟の翼~劇場版・新参者~」ではシーン撮影したものの本編ではカットされてしまったようですが、 「新参者」としては小説でもドラマでもその第1章を飾る重要なお話の元となっております。
手焼きのお煎餅の魅力と、ご主人・娘さんのお人柄が、お煎餅を求めるお客様だけでなく小説やドラマ・映画の重要なアイテムと結びつくのですね。
【お知らせ】
来年1月27日公開予定の東野圭吾さん原作の映画「祈りの幕が下りる時」の撮影ロケが今年6~7月に全国各地で行われました。
原作と同様、中央区日本橋がお話のメインとなっています関係上、当然日本橋においても数々のロケ地が存在します。
そしてそして実は今回もにんぎょう町草加屋さん、このロケ地の1つにもなっています。
7月19日のロケでしたが、ご主人と娘さんより詳しくお話を伺っております。
このお話はとにかく後日、乞うご期待、です。
(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会
映画「祈りの幕が下りる時」の公式サイトはこちら
⇒ http://inorinomaku-movie.jp/
にんぎょう町草加屋
日本橋人形町2-20-5
甘酒横丁の交差点を明治座・浜町公園方面に数十メートル進んだ右手にあります。
03-3666-7378
営業時間 9:00~18:00
土曜 10:00~17:00
定休日 日曜日、祝祭日