今年 佃堀は 潮の満ち引きが反映され 生き物と環境の関わりがわかるように整備されました。
新しく堀の中央に設置された浮島に 冬の渡り鳥「ヨシガモ」を発見しました。ヨシガモは、越冬のために シベリアや中国北部やモンゴルから日本にやって来ます。ここ近辺では、皇居のお堀に40羽ほど見かけますが、何故か浜離宮では見かけません。日本で越冬するカモ類の中では、比較的数が少ない種類です。
そして、何故だか??? 佃掘に1羽だけ去年からやって来るのです。
先の住人、カルガモたちとも縄張り争いはないようです。浮島で気持ち良く寝ています。
ヨシガモのナポレオンハットと言われる頭部の羽は、美しい深緑と茶でユニークな形状です。
干潮になり お堀の石についた藻が食べやすくなるとお食事タイム!カルガモたちと仲良く出かけて行きます。
冬の佃堀の散策の折には、是非 ヨシガモを探してみてください。中央区の野鳥観察では、貴重な体験間違いなし!です。