築地川銀座公園は、かつての築地川、今は首都高速道路都心環状線が下を走る晴海通り沿いの万年橋の両側に作られた中央区立の公園です
ハトの憩いの場としても、今年の9月に、このブログでも紹介しました
12月に入って、急に寒さも増した朝、ここを通りかかると、ハトの様子がいつもとちょっと違いました
公園にいるハトが首をすくめて丸くなっており、じっとして微動だにせず、目をとじているよう
これは、まるで「ふくら雀(寒中に全身の羽毛を脹らませているスズメ)」で、冬の季語にもなっています
ものの本によると、スズメに限らず、冬の寒い時期になると、鳥は羽毛を膨らませるように逆立てる事で、中に空気の層を作り体温の低下を防いでいるそうです
鳥の中でも、私たちになじみの深いスズメの膨らんだ姿が、古くから一般によく知られており、「福来雀」という字があてられ大変縁起が良いともされているそうです
「ふくら雀」は、帯の結び方にもありますよね
まさに、今朝見た光景は「ふくらハト」でした
今年9月の「ハトのメジロ押し」のブログ記事はこちら ⇒