『ギフト、そして自分も楽しむ』をフィットさせて取材します、 rosemary sea です。
(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会
映画「祈りの幕が下りる時」は1月27日の公開です。
ロズマリの中央区内のロケ地めぐり、今回は File NO.6、京菓子司 玉英堂(きょうがしつかさ ぎょくえいどう)さんです。
玉英堂さんでは7月7日、ロケを行いました。
玉英堂さんの記事は1月掲載の予定です。
お話し下さるのは、玉英堂 今江康人(いまえやすと)さんです。
なお、映画「祈りの幕が下りる時」ロケ地めぐり①の記事はこちら
⇒ /archive/2017/12/post-4817.html
それでは・・・
今回の映画「祈りの幕が下りる時」の撮影ロケはこちらのお店の外です。
うちは店の中は映画の舞台にはなっていないです。
7年前のテレビドラマ「新参者」のロケの時は、ただ単にうちの前で撮影をしてたのですが、暑い時期に撮っているので、うち、すごい冷房を効かせているんですよ。品物が品物なので。
保存料を使っていないので、傷みやすいので。で、夏場は本当に環境が悪いんですけれども。
外から入ってくるとすごい気持ちがいいんです。
阿部さんと溝端さんがしょっちゅう入ってきて、ここで涼んでいたんですよ。
撮影以外でこっちへ来てたんですよ。
贈答用にも使われていたんですよ、たん栗を。
栗は最初に召し上がって、そのあと、テレビドラマの「新参者」って毎回ゲスト出演者が変わるんですよね。
そのゲスト出演者のかたに毎回お出ししてたみたいで、お礼として。
今回(映画「祈りの幕が下りる時」のロケ)は虎家㐂(とらやき)を買うっていうのを設定しようって言って、ここで(お店の脇で)ダーっと並んだんです。それだけですね。
ここからずーっと並んで、ここで撮影してたんで、僕はここでずーっと見てたんですよ。
阿部さんはテレビドラマ「新参者」の時も、うちのお店の前で撮影してて、その時はお客さんが入ってこれない状態だったんですよ。
なので、その時阿部さん、「申し訳ありません。」って言ってお店に入ってきたので。
で、この人義理堅いんだな、と。
そこから阿部さんのこと、好きになったんですよ。
僕らにとってのトップランナーというか、ファッションリーダー的な存在だったので。
歳も近いし近親感もありまして。
阿部さんがやったドラマ、独身男のドラマがあったんですけど、そこでロケに使っていたマンションに、今、僕ら家族が住んでいるんですよ。
そういう関係もあって、近親感を感じ、そしてここへもいらっしゃったので、何かの縁と思って。
「新参者」ロケの時、こちらからしょっちゅうお菓子を届けていただけなんですけどね。
きっかけは、たまたま私の知り合いがアイスクリームを間違えて多く仕入れちゃって、ただ同然であげるからって言われて200か300、それを買ったんです。
それが手許にあったから、最初にそれを、暑いから持って行ってあげた、っていうところからおつきあいが始まったんです。
最初、自分の、うちの商品じゃなくてね。
そのあと、映画「麒麟の翼~劇場版・新参者~」の時に差し入れを持って行って。
今回の映画が新参者シリーズの最終回っていうので、じゃ、人形町、あまりいらっしゃらなくなるんだなって思って、今回はちょっと力を入れて差し入れをしました。
以前知り合った、映画の制作のかたからロケ日時と場所を聞いて差し入れを持って行ったんです。
そしたら監督の福澤さんが気に留めていただいて。
明治座で撮影した時にエキストラで行ったんです。明治座3回目、最後のロケかな。
クライマックスのシーンを撮るのがあって。
そしたら監督の福澤さんが私を見つけてくれて。
スタッフさんがここ、ここに座って、って。
ここの後ろに松嶋菜々子さんが立つから、って。
福澤さんは本当にすごい人。福澤諭吉さんの玄孫(やしゃご)かな。
もちろん阿部さんとも知り合えて、とても良かったと思います。
・・・今江さんありがとうございました。
このあともそれぞれのロケ地のご紹介・ロケのお話は続きます。
ご期待ください。
映画「祈りの幕が下りる時」の公式サイトはこちら
⇒ http://inorinomaku-movie.jp/
京菓子司 玉英堂
日本橋人形町2-3-2
人形町通りと甘酒横丁の通りが交わる「甘酒横丁」交差点角
03-3666-2625
営業時間 平日 9:00~21:00
土曜 9:00~20:00
日曜・祝日 9:00~17:00
※ 店内・店外は許可をいただき撮影させていただきました。