三越日本橋本店から堀留交差点に向って昭和通りを越えると・・・新しさの中に歴史を包み込んだ日本橋『小舟町』です。江戸~明治期には日本橋川に入り込む東堀留川沿いに土蔵か並び、繊維問屋、団扇問屋や鰹節問屋等がひしめく街だったといいます。余談ですが、浅草宝蔵門には小舟町内からの奉納提灯大提灯が掛っています...今は老舗会社、有力会社の新しいビルが立ち並ぶ小舟町です。飲食店やホテルも出来て、きれいになりました。大通りは昔から名無しでしたが、ネーミングを検討中とのことです。この通りの左右には、重厚感のあるビルに建替えられた【小倉ビル】【長瀬産業ビル】が目立ちます。
新しい年の飾付け!小舟町にある老舗の佇まいです。
【伊場仙】 なんと400年以上の歴史を持つ「団扇、扇子屋」です。店内は浮世絵柄の商品が豊富に陳列されています。犬の絵柄のかわいい飾り扇を購入しました。
【高嶋家】 創業明治8年の「うなぎ専門店」です。140数年間を守り続けた味、さらに若女将のおもてなしに感激しました。
【日月堂】創業明治10年、昔からの「上生菓子」「栗どらやき」「切山椒」「鏡餅」「紅白饅頭」など老舗の味を守っています。
【小舟町八雲神社天王祭】
平成30年9月、4年に1度の大祭が開催されます。
小舟町八雲神社は、神田明神の境内にある摂社の一つで、
祭礼を小舟町が施行するようになったのは江戸時代初期~、
大祭の際には堀留児童公園にお仮屋が建てられ、神輿が渡御されます。
戦前と思われます神輿渡御の写真(亡き親父の晴れ姿?)です。⇒⇒⇒⇒
天王祭は庶民による荒々しい神輿祭りで、現在は小舟町だけが同祭りを受け継いでいるといいます。