明けましておめでとうございます。今年も中央区のレアな情報を発信していきたいと思っております。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
というわけで新年早々、晴海に行ってきました。中央区晴海、以前は東京国際見本市会場があったことで有名でした。私も学生だった頃、東京モーターショーに何回か行った思い出があります。それ以来となりますのでもう何十年ぶりということになります。まずは中央区の最南端晴海埠頭からスタートしました。
写真は晴海埠頭より東京港を臨む写真です。東京港とてもきれいで静かでした。
晴海埠頭を背にして勝どき駅方面に歩きますとすぐ右手に高い煙突をもった建物が目に入ってきます。
東京国際見本市会場跡地に建てられた中央清掃工場です。なんと煙突の長さは177.5メートルもあるそうです。工場の余熱を隣接するほっとプラザはるみに供熱しています。
敷地内には「晴海見本市会場」の記念碑が設置されています。そして月島警察署を過ぎたところには日本万国博覧会事務局棟跡の説明版があります。
晴海では2020年開催の東京オリンピックに向け、選手村の建設が始まっています。
豊洲大橋、黎明大橋そして築地大橋すでに架橋されています。しかし豊洲への築地市場移転の延期でいまだに使用されていません。
ですのでちょっと変わった写真が撮れるのです。
左の写真は晴海5丁目交差点から築地方面を臨む写真
中央写真は朝潮小橋より黎明大橋を臨む写真
晴海5丁目交差点より豊洲方面を臨む写真
いずれの道路も使用されていないので車一台写っておりません。
地名が消された案内板及び何も書かれていない案内板です。
左の写真は築地大橋です。もちろん対面側は築地市場となります。ここから先はまだ道路がありません。
右の写真は勝鬨橋です。今は開きませんが双葉跳開橋として有名です。隅田川の最も下流にかかる橋は築地大橋となったのです。
そして東海道膝栗毛を書いた十返舎一九の墓のある真円山東陽院によってきました。
東陽院のすぐ近くに神社らしき建物を発見しました。そこは住吉神社の御旅所(遥拝所)でした。月島地区の埋め立てが進み、氏子区域の拡大に伴い遥拝所として御旅所が設置されたそうです。
今回の晴海・勝どきの街歩きはとても興味深いものとなりました。江戸時代佃島から始まり月島、晴海と埋め立てが進み、2020年には東京オリンピックを迎えようとしている今、この地区はまた変貌しようといています。今でしか見ることのできない景色などたくさんあります。まだまだ寒い日が続きますが、是非この晴海・勝どきに足を運んでもらいご自身の目で変わりゆく街並み・景色を実感してもらいたい。