1月7日は、五節句の一つ「人日の節句」。
この日に七草粥を食べて、
1年の豊作と無病息災を願います。
「芹 薺 御行 繁縷 仏の座 菘 蘿蔔 これぞ七草」
平安時代に中国の古い風習が伝わり、
江戸時代には幕府が公式行事として「人日」を祝日に
したことで、七草粥を食べる風習が一般の人々にも
定着していったようです。
江戸時代には、これに小松菜を加えたとも。
長い間、多くの人たちが利用してきた暦。そこには日本の
風土に合った生活、生き方の知恵や教えがあります。
正月疲れが出はじめた胃腸の回復にはよい食べものです。
そして、「人日」、人を大切にする日として、
その言葉の意味も噛みしめたいですね。
◆七草神事/波除神社
東京都中央区築地6-20-37
2018年1月7日 11時からの祭典後、
先着順に境内にて無料の七草粥が振る舞われました。