立春が過ぎても、残寒厳しい毎日が続きますが、日中柔らかに降り注ぐ陽射しには温もりを感じます。
佃公園(佃1)沿いの船入堀(佃川支川)にもこの時期、様々な水鳥たちが姿を見せます。
今日見かけたのは、チュウサギ、オオバン、コガモ、キンクロハジロ。
まず目に飛び込んでくるのは、純白でスリムな体を持つ美しいチュウサギ。因みに "シラサギ" とは固有名詞ではなく、白色のサギ科の鳥類の総称です。
次いで注目はオオバン。バンやクイナと同じツル目クイナ科の鳥類。全身黒色で、額から嘴にかけての白色(額杖)がよく目立ち、独特の風貌で、モノトーンの愛嬌のある容姿です。
水中に潜って水草や水中生物などを採餌しています。
そしてカモの仲間では最小のコガモ。茶色の頭に緑の帯、尻の横に黄色い三角模様。
日溜まりに佇む、各々個性ある姿に、改めて自然の生命の営みを感じます。