文化2年(1805)2月16日。
芝神明境内で起きたのが、め組の喧嘩。
当時のご奉行様の粋な計らいに江戸庶民が喝采した話は
講談や芝居の題材になっていますね。
町火消の「め組」が奉納したのがこの狛犬です。
※港区 芝大神宮(旧:芝神明宮)
狛犬は、平安時代の公事手引書によると
「左獅子、於色黄、開口。
右胡摩犬、於色白、不開口、在角」
とあり、神殿から見て左が獅子で、右が狛犬と区別
されていました。
そして、建築用語に「獅子」とつく名称のものが
あります。柱の一番上に用いられる貫の部分に彫刻を
施したもので、「獅子木鼻」と呼ばれます。
※小網神社
小網神社で、獅子木鼻が確認できます。
日本橋地区に残されている唯一の木造檜造りの
神社建築で、中央区有形文化財に指定されています。
社殿に施された「昇り龍」「降り龍」や「養老の滝」の
彫刻など見応えがあります。
参拝後に、ゆっくり観察されてみてはいかがでしょう。
◆芝大神宮
東京都港区芝大門1-12-7
◆小網神社
東京都中央区日本橋小網町16-23