あかつき公園(築地7)のハクモクレンが開花中。
ハクモクレンは中国原産のモクレン科モクレン属の落葉低木で、古く日本に渡来。モクレンの名でも知られていますが、本来 "モクレン" は赤紫色の花を咲かせる "シ(紫)モクレン" を指します。
春先に、葉に先立って、倒卵形で肉厚の、上向きで、閉じ加減の花を咲かせます。
3枚の萼と6枚の花弁は同形同色で、全部で9枚の花弁のように見えます。
ハクモクレンが持つ白い清楚な美しさは格別。
柔らかな陽光を浴び、純白の花を枝いっぱいに付ける様は見事で、風が上品な香りを運び、春先の季節感を醸し出しています。