銀座1丁目、昭和通りに面した画廊、銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)で、現在、「美麗なるプラナカンビーズ刺繍の世界~世界最小ビーズで紡ぐ、プラナカン伝統文化~」が開催されています
ギャラリーの入っている建物は、中央区近代建築物100選にも選ばれた築90年近いレトロな加飾タイル張りのビルです
開催期間は、4月25日(水)から4月29日(日)までです。
開廊時間は、11時から18時までです。
最終日は16時までとなりますので、ご注意を
この展覧会で、「プラナカン文化」という伝統文化を初めて知りました
16世紀頃マレー半島で誕生した、西洋、中国、東南アジアの文化風習が交ざり合った独特な文化だそうです
その文化の精華の一つが、世界最小のグラスビーズの刺繍だそうで、ギャラリーには、そのビーズ刺繍で飾られたとても美しいプラナカンビーズシューズが展示されています
この精緻な刺繍を施されたプラナカンビーズシューズは、現在でも、結婚式とかの「晴れの日」に履く靴として、シンガポール、マレーシアで愛され続けているそうです
主催者の田中寛子さんは、シンガポール在住で、プラナカンビーズシューズのすばらしさに感銘を受け、シンガポール、マレーシア、インドネシアの各地で本格的にプラナカンビーズ刺繍の伝統技法を学ばれたそうです
現在、シンガポール、東京で刺繍教室を開講されているほか、シンガポール政府教育省の伝統工芸プログラム外部講師として、現地の高校生や台湾からの留学生にも教えておられるそうです
会場の1階には、約30足の作品が展示公開され、2階の会場には、1890年代に製作された、希少なアンティークコレクションや制作の際に用いる刺繍枠、ビーズなども展示されています
プラナカンビーズ刺繍に特化した展覧会としては、日本で初開催()になるそうです
是非、皆さんの目で、直接プラナカンビーズ刺繍のすばらしさを実感してみてください
なお、ギャラリー内での写真撮影については、特別にご了解をいただき、田中さんご本人からは、作品およびプラナカン文化についての懇切丁寧なご説明もしていただきました
ありがとうございます
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