銀座中央通りに、新しい街路樹が、植栽されているのに気づきました。何の木だろう?とネームプレートを探しましたが、まだ取り付けられていませんでした。丸いハート型の葉っぱが、なんとも愛らしいです。
早速、ハート型の葉っぱを手掛かりに調べてみると、街路樹には良く使用される「カツラ」のようです。成長するのが早く、樹高は30mにもなり、秋には紅葉が美しい樹だそうです。
近所で気を付けて探してみると、、、なんとも毎日通る場所にありました!気に掛けなければ、ただの風景なんですね。今、新緑が眩しく輝いています。
銀座街づくり協議会のホームページによると、「2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックまでに、銀座通りの街路樹を、これまでのイチイから高木のカツラに植え替えることとなった。」また、「今年度は、銀座通り1・2・3・7・8丁目東側、来冬には、1~8丁目西側と4・5・6丁目東側もすべて、カツラの並木へと生まれ変わります。」とありました。
第一大区従京橋新橋迄煉瓦石造商家蕃昌貴賤数澤盛景(一部)
明治7年に、東京で初めて近代的街路樹として、銀座通りにクロマツ・サクラが植えられ、そこから、ヤナギになり、時代と共に変遷した銀座の街路樹。
大きく育って、私たちが銀座をご案内する時には、ほどよい木陰になってくれるでしょうか?カツラの並木で銀座の表情も、どの様にかわるでしょうか?
銀座の風景が一変する!!予感に、今からドキドキしている、うさこです。
◆さらに詳しく「カツラ」に決まるまでの流れコンセプトなどについては、銀座通り景観整備検討委員会の報告がありました。こちらをご覧ください。