人ごみの中から「黒フレームのめがね、赤白シャツ、ニット帽が目印」のウォーリーを探し出す「ウォーリーをさがせ!」は世界中で人気の絵本シリーズです。2017年に誕生30周年を迎えたのを記念したウォーリー展が4月18日から始まっています。貴重な原画の日本での公開は初めてとあって会場にはたくさんの親子連れ。1987年に初めて刊行された"In Town"の時のウォーリーの顔が段々シリーズを重ねるごとにシャープな顔に変わっていくのがわかるのも面白いです。こどもと探す競争をしたのを懐かしく思い出しました。
展示の終りのところに「紅茶花伝を持ったウォーリーを探せ」コーナーがあり、幌馬車に積み込んだ荷物が全部「紅茶花伝」になっているのも可笑しくて楽しめます。なかなか探せない私の様子をみて隣の方がそっと教えてくださいました。
隣の展示スペースでは「MOE 40th Anniversary 5人展」が同時開催中。島田ゆか、酒井駒子、ヒグチユウコ、ヨシタケシンスケ、なかやみわー」と「MOE」でデビューした今人気の絵本作家ばかり。私は図書館で子供たちへの読み聞かせのお手伝いをしているのですが、先週採りあげたばかりの本が2冊もあり、嬉しくなってしまいました。原画200点は楽しめます。GWにお子様とご一緒にご覧になるのにおススメです。
「ウォーリーをさがせ」「MOE 40th Anniversary 5人展」
松屋銀座 8階イベントスクエア
5月7日まで 10時―20時 最終日は17時閉場
ウォーリーをさがせ」入場料 一般1000円、高校生700円、中学生500円、小学生300円
「MOE 40th Anniversary 5人展」入場料 一般800円 高校生600円 小中学生400円