小冊子「銀座の柳」を頂戴しました。
それには、明治以降の「銀座の柳の歴史」について書かれており、
(次の写真は、銀座柳まつりのパネルを撮影させて頂きました)
『明治時代となり、新両替町が「銀座」に変更される。 銀座の大火により一帯が焼ける。明治政府による東京の不燃化都市計画において、銀座煉瓦街建設の方針が決定。車馬道と人道を赤レンガで舗装した銀座通りが完成する。 銀座通りの四辻に松・楓・桜を植樹。埋立地で水分の多い土質のため、松・桜が枯れる。 湿地に生息する柳に植えかえられる。 これが、初代柳誕生の歴史です。 そして、大正10年ごろには、銀座の街路樹がほとんど柳になる。』というお話から第二代目、第三代目誕生のお話、昭和40年に、柳200本のうち20本を植え替え。明治100年記念事業として銀座通り大改修。 銀座の柳208本は、銀座通り改修工事及び著しい衰弱のため、京橋のテアトル東京前の5本を除いた203本を撤去。 この後、「銀座御門通り会長・椎葉一二氏と銀座金春通り会長・勝又康雄氏により、「銀座の柳」復活活動始まる」という記事が紹介されています。 記事の一部を割愛させて頂きますが、これから、
「植えて嬉しい」銀座の柳、全国へ。 「銀座の柳は安曇野産だった」という朝日新聞の報道により、銀座の柳が長野へ里帰りというお話になったことも書かれてあります。
この小冊子は、第十二回銀座柳まつりの会場で、実行委員会の係の方から頂戴しました。
また、会場では、「やなぎの木」に関するクイズがありました。
第一問:柳の葉っぱはどれかな?
第二問:柳の木はどんな場所に生えているのかな?
第三問:柳の木はどれくらい大きくなるのかな?
第四問:柳の花はどれかな?
柳を知ろう! 育てよう! という記述では、
正式名称は、シダレヤナギ。 植物の分類、科目は「ヤナギ科ヤナギ属」などと書かれており、勉強になりました。