今年は、明治維新150年にあたるそうです
4月1日に東京国立近代美術館フィルムセンターは国立映画アーカイブとなりましたが、その開館記念上映第二弾として、現在、「国立映画アーカイブ開館記念 映画にみる明治の日本」が開催されています
会期は2期に分かれていて、
第1期 4月24日(火)-5月13日(日)
第2期 8月14日(火)-9月 2日(日)
となっており、計36番組(56作品)の、「明治」を描いた映画が上映されます
会場は、京橋3丁目、鍛冶橋通りに面した国立映画アーカイブ本館2階の「長瀬記念ホール OZU」です
全体は、「明治期製作の記録映画」、「明治を描く 《記録映画篇》」、「明治を描く 《劇映画篇》」の3つのセクションから構成されています
本日(4月29日)、私は、「明治天皇と日露大戦争」(113分・35mm・カラー)を鑑賞しました
この映画は、新東宝が社運を賭けて製作した大作だそうです。時代劇の大スター・嵐寛寿郎が明治天皇役に抜擢されて、大きな話題となったそうです
当日はほぼ満席、映画の要所要所で挿入される明治天皇の御製、乃木大将の漢詩、当時の唱歌が時代を感じさせ、空前の大ヒットとなったのも頷ける力作でした
これ以外にも、上映予定の作品は、明治期の貴重な記録映像から、坂本龍馬、鞍馬天狗、貫一とお宮、お蔦と早瀬主悦を扱ったものまで、盛り沢山です
詳しい上映スケジュール等は、国立映画アーカイブのHPでご確認ください。
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