風薫る季節。若葉の香を漂わせて吹く風は心地よく爽やか。佃公園の吹き抜けの "いけす" を、風を孕んで泳ぐ鯉のぼりも元気いっぱいです。
5月5日は端午の節句。古くは、菖蒲を軒先に差したり、菖蒲湯に入るなど邪気払いの行事だったものが、武家政権が誕生すると、武を尊ぶ「尚武」にかけて男児の祝い日とされ、戦後、子供の健やかな成長を願う「こどもの日」として祝日に制定。
出世魚の鯉の幟の打ち立ては、江戸時代、庶民の間に広まったのが始まりと伝わります。
近年、子供の姿を大勢見かけるようになった佃地区。
4月に入り7回目の夏日となったGW初日の4月28日(土)、公園内は水遊びに興じる子供たちの弾んだ声が響き渡っています。