こんにちは、湊っ子ちゃんです。「中央区の歩道っておもしろい!」第2弾は、「花咲くまち角」を特集いたします。
♪ 花のある街づくり
中央区の歩道には、「花咲くまち角」と名付けられた花壇やプランターが、区全体で190ヶ所ほど設置されており、区内在住または在勤のボランティアの皆さんによって管理されています。季節の花は、年4回植替えを予定しており、それぞれ2種類ごと用意されています。
こちらは、聖ルカ通り、暁橋上に設置されたプランターです。「中央区環境土木部 水とみどりの課」の職員さんに、お話を伺いましたので、ボランティア活動の流れをご紹介します。
中央区ホームページ「花咲くまち角花壇案内図」にて、花壇の場所をご確認いただけます。
http://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/volunteer_NPO_kyodo/volunteer/volunteer_sanka/kankyo/hanasaku.html
ご自宅の近くなど、好きな花壇を希望できるそうです(既にボランティアの方がいる場合は、他の場所を選びます)。やってみたい花壇がありましたら、「水とみどりの課」のほうにお問い合わせいただくのが良いと思います。
担当する花壇(もしくはプランター)が決まったら、参加申請書などの様式を提出し、草花の植替えから水やり、施肥や除草など、日々のお世話をします。植える草花の種類は、一年を通して決まっており、区と契約している生花店が用意してくれます。
植替え時期は、5月・9月・11月・2月を予定しています。生花店が花壇まで、直接お花を届けてくれます。その時、何時頃行きますよと、連絡をくれるそうです。また、ご自宅まで届けてもらうことも可能ですが、お花を持って花壇まで移動するのは大変ですので、皆さん、花壇まで届けてもらうそうです。
水やりについては、近くに公園等がある場合は、水飲み場の蛇口または公衆トイレから水を引いて良いそうです。そういった施設のない場合、多くの方はご自宅から、ペットボトルに水をくんで、花壇まで運ばれるそうです。
年に一度、ボランティア説明会を開催し、ボランティア同士の意見交換や、1年間のスケジュールなどの確認を行っているそうです。
シャベル、軍手、肥料などが区から支給されます。
ボランティア保険に加入します。
♪ 緑のアダプト制度
平成22年3月、中央区は「緑のアダプト制度」を作りました。これは、「花の都中央区宣言」(平成元年4月制定)の実現に向け、区民や区内在勤者の皆さんと一緒に取り組める仕組みづくりを目的としたものです。花と緑に包まれた美しい街、清潔な街を目指し、「花咲くまち角」はもちろん、公園内や緑地、道路などの清掃美化のために、ボランティアの皆さんが日々活動されています。
こちらは、居留地中央通り、明石町の花壇です。5月の植付けがもうすぐです!今年は、ブルーサルビアとインパチェンスが予定されているそうです。楽しみですね!ボランティアのお申し込みは、区役所7階「水とみどりの課」窓口にて、随時受付中とのことです。
中央区観光特派員 湊っ子ちゃん
第6号 平成30年5月6日