中央区の石川島公園・佃公園方面で野鳥観察をしている うさこ です。「大都会、東京のど真ん中、中央区でツバメは見れるのか?」それが野鳥観察を開始した夏の疑問でした。地方の半都会育ちの私としては、「ツバメが見れる=いなか」の定義だったので、中央区でツバメが見れるとは、到底思いもよらないことでした。
石川島公園上空の空を切るその姿にびっくりして2年、電線に止まったツバメを下から撮影することは出来ましたが、全身を撮ることは無理でした。
4月末、佃公園・佃掘り上空をツバメが旋回するのに遭遇。そのまま観察をつづけていると、、、なんと枯草をついばみはじめました。
巣作り用の枯草を集めているようです。ついばんでは飛び立ち、ついばんでは飛び立ち、15分間隔ほどで繰り返しています。
まさに撮影チャンスです。少しの気配でもツバメは警戒していますから、こちらも息を殺しての撮影です。
こんなにも青い羽だったんですね。
巣作りから抱卵、約3週間で雛が生まれます。雛が飛べるようになると電線に止まって、親がせっせとエサを与える姿が、6月頃に観察出来るでしょう。佃公園・佃掘りの上空に目をやりながらの散策はいかがでしょうか。
ツバメを中央区で観察・撮影出来て、都会と自然のマッチングが素敵だなぁと、またまた感心した野鳥観察散歩になりました。