5月13日(日)、浜離宮恩賜庭園にて、「水辺のいきもの観察会」が開催されました。(主催:公益財団法人 東京都公園協会 協力:NPO水辺と生物環境保全推進機構)
10:00~12:00
江戸の庭園では都内で唯一現存する、海水を引き入れ、潮の干満によって池の趣を変える様式で、東京湾の水位の干満に従って水門を開閉し、池の水の出入りを調整しており、ボラやハゼ等の海水魚が棲息し、岸辺の岩にはベンケイガ二やフナムシが這い回っています。
(左の画像は巣穴から顔を覗かせるベンケイガ二)
前半は、「潮入の池」「水門」「庚申堂鴨場」を中心に園内を巡りながら生物観察。後半は花木園休憩所にて、スタッフが採取したビリンゴ / ユビナガスジエビ / チチュウカイミドリガニ等の水生生物、並びに外来生物等生態系に関わるレクチャー拝聴。生態系や水環境を通して、当園の歴史や特性を改めて再認識した観察会でした。