中央区では、よく駐車違反を取り締まる民間委託の駐車監視員の方が放置車両の確認事務をされているのを見かけます。バイクの場合、駐停車禁止場所で7000円(2点)、駐車禁止場所で6000円(1点)の反則金が徴収されます。更に長時間駐車すると放置車両になり、それぞれ10000円(3点)、9000円(2点)にパワーアップしますので注意が必要です。それでは中央区のバイクの駐車場事情はどうなっているのでしょうか。まず区営の有料駐車場を見てみましょう。区営の駐車場は3か所(定期貸のみを除く)あります。①銀座地下駐車場(銀座七丁目17番12号先・中央市場通地下)②京橋プラザ駐車場(銀座一丁目25番3号・京橋プラザ地下)③浜町公園地下駐車場(日本橋浜町二丁目59番4号・浜町運動場地下)の3か所です。駐車料金は、100円/1時間、9時間を超える場合は1000円で定額、300~400円/1泊となります。
①銀座地下駐車場 ②京橋プラザ駐車場 ③浜町公園地下駐車場
またバイクも、路上駐車できるパーキングメーター・パーキングチケットを利用することもできます。では無料で利用できる駐車場はあるでしょうか。日本橋・銀座・築地・人形町各地区ではほとんどありません。同地区の多くが自転車の放置禁止地区に指定されていますし、公園でも区立の自転車の駐輪場に指定され、利用許可をもらい自転車が駐輪している状態なので、公園等でのバイクの駐車はできないと言えるでしょう。しかし同地区で施設を利用する目的なら駐車できるところがあります。中央区役所または京橋図書館利用者のためのバイクの駐車場、また浜町公園のスポーツセンター利用者のためのバイクの駐車場です。利用時間内の駐車になりますので、注意が必要です。
中央区役所バイク用駐車場
佃・月島地区は上記と比べて、駐車場状況はかなり緩くなっています。黎明橋公園は自転車の駐輪場はありますが、バイク駐輪禁止の表示があります。晴海臨海公園では、ふるさと晴海資料展示館の入り口に駐輪場があります。新月島公園では無料駐車場がありますが、利用者以外駐車禁止の表示があります。ほっとプラザはるみには利用者用の無料駐車場があります。さらにトリトンスクエアでは晴月橋の近くにバイクが駐車できるところがあります。以上のように中央区でのバイクの駐車には色々な制限があり難しいところがあります。反則キップを切られないように、目的に応じた駐車場の利用に心がけましょう。新緑の中、風を切って走るバイクには最高の季節になりました。バイクで巡る中央区も楽しいものと思います。安全運転に注意してイベントや季節を楽しみましょう。