中央区役所の前に架かっている三吉橋は、橋の形がとても特徴的で、上から見ると 「Yの字」 になっている「三つ又」の橋です
橋の下には首都高速都心環状線が走っていますが、昔は、「築地川」という川が流れていました
現在の三吉橋は、銀座1丁目と2丁目の境界を走る 「銀座柳通り」 が 「首都高速」 を渡る橋でもあります
この橋のたもとには、三吉橋の歴史を記した説明板が立っていて、その説明文によると、この橋は、築地川の屈曲した地点に、楓川と結ぶ水路(楓川・築地川連絡運河)が開削され、川が三叉の形となった所に、関東大震災後の復興計画の一環として、昭和4年(1929年)12月に三叉の橋が架けられたそうです
橋の形式は、「三股型単純鋼板桁橋」だそうです
また、この橋のたもとの植栽のスペースには、現在、キンシバイが黄色い花をたくさん咲かせています
上の地図、赤〇の場所です
キンシバイ(金糸梅)は、オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木で、中国原産だそうです
花の形が梅に似ていて、色が黄色であることが名前の由来でしょう
鮮やかな黄色い花がたくさん咲いていると、それだけで気持ちが明るくなります