8日、築地波除稲荷神社 三年に一度の本祭りの「つきじ獅子祭」で、江戸時代に行なわれ途絶えていた、宮神輿を船に載せての「船渡御」、並びにそれに合わせて執り行なわれていた「水鎮祭」が復活。
天皇陛下御即位30年奉祝大祭として、また10月の築地市場の豊洲移転を控えた節目の年の特別演出です。
市場内最後の練り歩きの後、岸壁まで担がれ、クレーンで台船に載せ、町衆と共に隅田川を往来。大勢の見物人が見守る中、明石町防災船着場付近で折り返し、勝鬨橋傍で停船し、築地の街の安全を祈願する水鎮祭斎行後、浜離宮恩賜庭園大手門入口脇に設えられた御旅所まで巡行。築地で一世紀近い歴史を刻んだ魚河岸の新たな船出のエール、大いに盛り上がりました。
9日は渡御祭。宮神輿・厄除天井大獅子・弁財天お歯黒獅子巡行が予定されています。